名古屋市北区から中区へ移転を予定しています
約1年前、名古屋市北区大我麻町に会社の住所を移転しました。
その前は名古屋市千種区で店舗型の事務所を構えておりましたが、役員である杉浦がどういうわけか愛知県の県会議員になってしまうという事もあって、店舗縮小という形で今の事務所に。
ブリオ千種店というお肉屋さんを杉浦が経営していたのですが、県会議員との2足のわらじも厳しそうでしたし、何より不動産業界、とりわけ住宅業界の見通しの悪さが店舗縮小を決めた要因になりました。
2023年の末頃には閉店を決め、できるだけランニングコストを抑えようとした結果が現れ、今ではすっかりと身軽になりました。
ランドアーズはどこへ行ったんだと言われながらも、こうして元気に過ごせているのは2023年の決断のおかげでもあります。
2023年、2024年は愛知県の住宅業界はかなり厳しかったように思います。原材料高による建築費の高騰は思いっきり売値に反映され、従来の価格と品質のバランスは崩壊しました。
我々の取り扱っているような価格帯は「家賃と変わらない支払いで家が買える」というのが大きな売りだったのですが、もはやこの売り文句は過去の遺物となってしまいそうです。
住宅系の仲介業者として同じ時代を生きてきた(規模は全然違いますが)共生不動産が2023年に倒産しました。
スーモを見ていれば、同社がどれぐらい広告費をかけていたかは、ある程度想像がつきます。
当時、すでに弊社はスーモから撤退していたのですが、あれだけ広告費を投下しても利益が回収できない時代になったのだと、時代の変化を肌で感じました。
自社の広告費を抑えた代わりに、間違いなく減少するであろう売上をウッドフレンズの販売代理を請ける事で一時的に凌ぎました。
この間、かなり助けられたものの、同社もこの時代の波に飲まれ、残念ながら赤字転落と言う憂き目にあっております。
あと1~2年はこのまま悪い時代が続くのではないかと想定していますが、2025年からはまた少しづつ住宅の仲介にも力を入れて行こうかと思っております。
そんな考えもあって、今よりも少しは来客しやすくなるように、中区平和に事務所を移転する予定です。
また、正式に決まり次第、お知らせしたいと思います。