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「何故、家が欲しいのか」を忘れ、買わない理由に支配される

どうして家を探そうと思ったんですか?

家を買おうと思った理由というのは、かなり重視しております。

この動機が弱いと、結局最後の決断ができない。

最後の決断で迷ったら、思い出してください。

「俺はなんで家が欲しいんだっけ?」と。

 

理由は人それぞれです。

 

子供ができて手狭になった。

集合住宅だと周りに気を使う。

自分が死んだら家族はどうなるんだろうと心配になった。

結婚を機に新居を。

家賃を計算したらもったいなくて。

年齢を考えるとそろそろ。

 

なんらかの目的があって家を探し始めたはずなのに、色んな家を見て回り、ネットを検索して溢れる情報に溺れた結果、当初の目的を忘れてしまう。

評論家になるつもりであれば、それも良い。

しかし、例えば家賃がもったいないと探し始めて2年も3年も家が決められず、家賃を払い続けているというのは本末転倒ではないのだろうか。

買わない理由を探すのは簡単

各ハウスメーカーが特色を出そうと色んなセールスポイントをアピールしています。

ある会社は耐震性、ある会社は耐久性、ある会社はデザイン性。

それに加えて各営業マンが、この物件はここが良い、あの物件はここがダメと自分の物件を売るために色んな事を吹き込みます。

聞いているうちに、目が肥え耳が肥え、これらがある程度備わっていないとダメな家に思えてきます。

こうなると、もう買わないための理論武装は完璧です。

あの物件はここがダメ、この物件はここがダメ。

色んな物件を見てまわり、次々と買わない理由を当てはめていく。

 

こんな事がしたくて、家を探し始めたのでしょうか。

 

色んなハウスメーカーのセールスポイントに惑わされると、ハードルを上げすぎてしまい予算が追いつかなくなります。

その結果、何が起こるのか、後は妥協との戦いです。

自らの予算の足りなさを嘆きながら、泣く泣く仕様を落としていくのです。

 

ある住宅設備メーカーのショールームを見た後、私はこう思いました。

「世の中知らない方が良い事もあるな」

 

予算を間違えたら、家探しは本当につまらないものになります。

予算を的確に定めたら、正直もう上は見ない方が良いです(笑)

そこそこのグレードを選んでも負けた気になりますよ(/ω\)

セールス側から見たセールスポイント

売る方としては、物件に少しでも良いところがあれば、それをいかに良い事として伝えるのかを工夫します。

 

南向きのセールストーク→南側が公道なので将来建築物が建つ心配がなく日当たりが確保されますよ!

北向きのセールストーク→バルコニーや庭が道路側から見えずプライバシーを保てますよ!

 

前面道路が広い時のセールストーク→窓からの眺めに開放感がありますし、駐車の際にゆったり切り返しができて良いですよ!

前面道路が狭い時のセールストーク→この道路は交通量が少ないので夜も静かですし、子供が遊んでいても危険が少ないですよ!

 

メリットとデメリットは表裏一体です。

日当たりが良いという事は暑いですし、建物の劣化も早い。

日当たりが悪いという事は涼しいですし、建物の劣化は遅い。

 

言い方次第に思えますが、物事には良いところも悪いところも混在するのです。

不動産屋に騙されないように、と警戒しすぎて画一的な見識では選択肢を狭めます。

時には直感も大事にしながら情報を選別しましょう。

答えは自分の中に

要するに、自分の考えに芯がないと様々な情報に流され、取捨選択する事ができず迷子になってしまいます。

何故、家を買おうと思ったのか、という原点に立ち返らないと意味不明な家を選んでしまう可能性があります。

もし決断に迷ったら、原点に立ち返ってください。

大きな買い物です、人に決めてもらう買う物ではありません。

きっと自分の中に答えを持っているはずです。

 

もし、その答えが見つからなかったとしたら。

残念ですが、あなたはまだ家を買うべきではないのかもしれません。